子どもにすすめたくないアメリカの大学専攻編

アメリカの大学専攻おすすめシリーズの続編。おすすめしたくない専攻編です。

さて、その反対の就職には大変そうな大学専攻は(あくまでも私の個人的な経験からですよ

  1. 政治学(かっこいい専攻だけど、学部だけ出ても会社じゃあんまりつかえなさそうな感じ。でも意外と専攻してる人多いのよね。なぜだろう。)
  2. 国際関係(ふふふ私よ、私。これもいざ就職!ってなると一体国際関係って何?ってなる。超有名大学で何かひとつの分野のスペシャリストになった上で国際機関就職を目指すとかじゃないとなかなか就職には結びつかないと思うわ。London School of Economicsを出て、エコノミストの女性がいたけど世銀でバリバリ働いてたわ。)でも、私みたいに普通の州立大学で国際関係の院出てみました〜じゃあんまり使えない。
  3. ゲームプログラミング(人気ありすぎ。目指す人が多すぎるのでなかなか就職先は見つからないんですって。オットいわく、コンピュータサイエンスを専攻した上でゲームプログラミングのクラスをとる方が確実コースみたい)
  4. グラフィックデザイン(これも同じ。とにかく人気ある専攻って相当才能があってコネもある場合じゃないと難しそう)
  5. 心理学(これは博士課程まで終了しないとカウンセラーは難しいって心理学専攻の友達が言ってたわ)
  6. 生物。学部卒だけじゃ、実験室のスタッフでなんとminimum wageというケースがかなり多いらしい。
  7. 日本語。。。アメリカってバイリンガルあまり重宝されないのよねー

上にあげた、キラキラしてるけど、就職につながらない専攻を選んだ人たち、私もだけどブルーカラーチックな職業についてしまってるケースも多いです。。。

若い頃ってついつい憧れだけで専攻選んじゃうけど、その分野の将来性、自分に向いてるか、ほんとうに長く続けられる職業につながるかが大事なんですよね。

(長く続けられるかは特に女性はここが大事。やっぱり女性の場合、育児で退職しちゃう場合が多い。そこでダンナさんに何かあったら復職できる資格をとれるかどうかはすごく大事だと娘に強調してます。だって、もしダンナさんが病気になったり、浮気されて離婚になったりした場合、突然職探しって、やっぱり難しいですよね。娘には子どもができても仕事は続けた方が絶対に良いよと言ってます)

まあごちゃごちゃ独断と偏見で書いてみたけど、人生なるようになるんだわ。

看護や介護、進路を決める高校生の時は想像もした事なかった。介護が世の中に存在することすら知らなかったもの。

でも大人になって巡り合った今の看護関連の仕事、ボストンの超高層ビルでキラキラキャリアウーマンって酔いしれてた時より100倍充実してるのよね〜

ってちょっと苦しい?w

ほんと人生って不思議。なんかおもしろい!うまくできてるわ。

ポートランドもようやく雨が減ってきて春です〜
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子どもにすすめたくないアメリカの大学専攻編」への2件のフィードバック

  1. Miccian

    りょうこさん、
    このトピックとっても貴重です。
    アメリカ英語研修にやってくる子供達にも伝えたいトピックスです。
    特にアメリカの大学を目指している子に。

    私もお勧めしないNO2を目指してアメリカにやって来た組です。
    卒業後の道が狭いので挫折しました。

    No5多いんですよね~~、うちの夫の姪っ子も今目指してます。
    うちの娘も考えてました。ケンブリッジは、溢れるほどサイコロジストが多い。こちらも弁護士と同じくらい、クライアントを増やすのが大変だそう。いいがっこうで働けると事情は違うようですが。

    本当に、何か手に職を持つ物がちだなってつくづく思いますよ~~。
    最後のセンテンス、とっても貴重な言葉です。

    これってなんだか女性の権利とか女性の独立とか以前の問題だな~~って思います。

  2. りょうこ 投稿作成者

    Micciansさ〜ん、ほんとですよね。こういう情報、アメリカの大学に入る前に知りたかった〜。日本で留学本見たら、国際関係専攻すれば国際機関で働ける!みたいに書いてありますよね。(まあ鵜呑みにする方もバカでしたがw)
    貴重と言っていただけて嬉しいです。

    Micciansも国際関係だったのですね!ね、卒業後の道、狭いですよね。ほんと。私たちが留学生だったころ、流行ってたのかしら。私なんて日本の大学も国際関係だしw

    そうなのー。心理学専攻多いですよね。確かにわかります。このあいだ心理学をとったけど、楽しくて楽しくて大学の勉強をしてるような感じがしなかったもの。博士号とったりして臨床心理学者になれれば素晴らしいけど、学部だけじゃ全然ダメみたいですね。ケンブリッジならみんな卒業後どこにも引っ越したくないから心理学者、そのままケンブリッジに残っちゃうんでしょうね。お医者さんとかもその傾向ありみたいですね。田舎に行ったりすれば心理学のセラピストももっと需要がありそうですね。

    ほんと何か「私はこれが出来ます。この資格を取りました」って大学卒業の時に言えるようになってないとアメリカでは就職大変だなあって思います。

    あと、一つ、就職につながらない専攻もうひとつ思い出したので足しておきますねー(日本語専攻です。。。)

    ね、こういうことを結婚どころかボーイフレンドもいないような娘に言いたくないけど、現実的なアドバイスはしておいた方がいいなって思うんですよね。

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