においの思い出

食べ物の匂いで子どものころの思い出がよみがえることがある。

今、手巻き寿司の準備で酢飯を作った。炊きたてのご飯からただよう甘い酸っぱい香りがプーンとしてきて、突然、札幌の祖母が私たちが小学生のころ遊びに行った時にお寿司を作りながら玄関に出迎えに来た姿を突然思い出した。

薄い水色のエプロンをかけて、「今日はお砂糖いれすぎちゃったわ〜」とか言いながら、笑顔で嬉しそうにパタパタと玄関に迎えに出て来るの。

でも、祖母の作る酢飯はいつも美味しかった。

懐かしいなぁ。

そんな祖母も今年のはじめに亡くなった。

そんな思い出話をしながら、息子2に

「お母さんの作る、白玉だんご好きだよね。お母さんがおばあさんになって死んだ後、どこかで白玉だんご食べたら、お母さんのこと思い出す?」って聞いたら、

「うん。」と寂しそうに微笑んだ。

でも、考えてみたら、白玉だんごってにおいしないよね(笑)

まあみたらしだんごなら香りはあるけど、息子2はきな粉付けて食べるから。

解剖生理学で習ったけど、本当に嗅覚には過去の出来事を思い出させる働きがあるんですって。

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においの思い出」への2件のフィードバック

  1. ボニー

    日本帰国の時ですね。何かあるたびに想いだしますよね。思い出してくれてありがとうって言ってると思うよ~~。白玉団子って・・・ww私もそう思うよ~~。

  2. りょうこ 投稿作成者

    ボニーさ〜ん、
    うんうん、そう言ってくれてると思う〜!
    あはは、白玉団子。小学校の家庭科のときに作ったのより少しグレードアップで絹ごし豆腐入りで激ウマなの〜。作ったことある?においはしないけどね(笑)

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