やっぱり大学院に留学して良かった「ポリアンナの良かった探し」風に

Brag!本のおかげで、自己肯定の嵐が吹き荒れております。しばらくおつきあいくださいませw

私がアメリカに来たのは、大学院で「国際開発」というものを学ぶためでした。大学でも国際開発を勉強したんですが、アメリカの院ではさらに深く、そして国際機関での就職に直結するというふうに考えたんです。実際にそういうことをすすめる書籍も出てました。

実際は卒業後、発展途上国に行くことが怖くなってしまった、結婚してニューハンプシャーに住むことになった、という理由で、国際機関ではなく、ソフトウェアのローカライズに携わることになったのですが。。。

ここ数年、「大学院に留学したんだけど、国際開発なんて普通の就職につながらない無駄な専攻選んじゃって失敗したよ」という言葉が出身校について語るときの私の決まり文句になってしまってました。

Brag!を読むうちにダメだわ。これじゃ!もっとポジティブにならないとって思ったんです。

と思って、良かったことを考えてみました。

  1. なんと言ってもアメリカの院で国際開発を専攻したことで世界各国から来た学生と友達になり、交流するという貴重な体験が得られた。アフリカ、南米、ヨーロッパ、日本以外のアジアから来た学生たちと友達になるチャンスなんて、私の場合、あの大学院での2年間の前も後もないですね〜。
  2. 外国人だけではなく、アメリカ人も含めて、宗教の違う、文化背景の違う学生と友達になって生活を共にすることで、生活習慣や文化の違いを尊重することができるようになった。
  3. 社会問題を自分と違った立場からも見る事ができるようになった(国際開発を勉強してたので、自分と違う立場というのは途上国側から見る、という意味ですね)。
  4. 分析能力、やっぱり向上します。
  5. そしてなんと言っても、書いたり、読んだり、みんなの前で発言、発表する力が伸びます。(英語でですね!)

え?これだけ?なんて思わないで〜(笑)いいんですっ!

「この程度なんですぅ」なんて謙遜しちゃダメダメ。これをフィギュアスケートのグレーシーゴールドみたいな自信満々の笑みをたたえながら堂々と自信満々に説明すればいいんです〜。これがアメリカンなんです。(って虚勢はってるみたいで大変って言えば大変ね)

でも、ひとつだけ残念なことが!もしこれから大学院に留学する方へのメッセージ。というより、アメリカの大学に行く方にも当てはまりますよね。(うちの子どもたちにも今から言ってます)

卒業するまでに、資格をとっておくと良いです!

学歴に加えて、「ツール」があると強いです。

英語と日本語ができるバイリンガルって、アメリカではあまり重宝されないんですよね〜。バイリンガルスキルに加えて、あとはCPAだとか、教職とったとか、医療関係の資格もとったとか、そういうのがあれば、強いな〜。

実際、留学中にちゃんとそういう資格を目指してる日本人の友達もいました。 私は全然、そういうこと思いつかなかったもんなー。

あと、思い出した!ポートランドではあんまり学歴って重視されないそうです。東海岸では学歴が重要視されるらしい。アメリカでは地域によって違うんですね。
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やっぱり大学院に留学して良かった「ポリアンナの良かった探し」風に」への4件のフィードバック

  1. トラトラ

    こんにちは~! 私も見習いたいと思いながら読みました。私は謙虚というか、ネガティブ思考になっちゃいます~ 自信満々の人々についていけるんでしょうかね~
    ところで、今回アメリカに上陸したあと、数か月だけだけど、ニューハンプシャーにいました! 海沿いのいいとこだったけど、アジア人すら見かけなかったな~ 冬だったからかな~

  2. ユウコ

    ちょっとお久しぶりです。
    「ポリアンナ」、懐かしいです。
    そうか、国際開発を専攻されていたんですね。
    勝手にIT関連だったのかな?と思っていました。
    志を持って渡米された方のバックグランンドは、
    共感できたらい、元気がもらえたりで、とても興味があります。
    おっしゃること、よく分かります。
    私はこっちで学んだことも資格も何も活かせず専業主婦・・・。
    アドバイスされていることもよ~く分かります。
    私の場合、育児でブランクがそろそろ10年弱になりそうで、
    それをどうプラスへ持っていくかだな~なんて・・・。

    そうそう、東海岸の一部のNYは、
    超学歴重視です。
    因みに大学名も、名札のようにずっと付いて回ります。
    一般企業は院卒じゃないと就職も難しい状況ですね。
    厳しい社会です(涙)。

  3. りょうこ 投稿作成者

    トラトラさ〜ん、
    こんにちは!
    私もよく陥りますネガティブ思考。で、くらーくなっちゃうの。でもこのあいだネガティブ思考、愚痴モードだと老けると読んだので、がんばってポジティブ思考で行こう!としてることです。お互いに頑張って自信満々の人についていきましょうよっ。ニューハンプシャーの海沿いというとポーツマスあたりかしら?うちはもっと内陸でNashuaのそばでした。すっごく古い、歴史のある(アメリカにしては)ところでカーテンの色まで統一されている地域がそばにありました。うちはアパートだったんですけどね。アジア人いなかったですねー。でもそばにMidoriというすっごく美味しいお寿司屋さんがあって美味しかったです!唯一日本語を一緒にしゃべれるところだったなあ。懐かしい。後、一軒アジア食料品店がありました。ほんとちっちゃなお店でしたが、あると無いとで全然違いますよね。ボストンに遊びに行った時は日本人を見たら興奮して話しかけそうになりましたw

  4. りょうこ 投稿作成者

    ユウコさ〜ん、お久しぶりです!ポリアンナ懐かしいですよね〜。私、高校のころのニックネーム、ポリだったんですw
    そうなんですー。IT関連は就職後で、専攻は国際開発だったんです。
    ねー、専業主婦、嫌ってわけじゃ全然無いんですよねー。趣味楽しんだり、子どもの成長を楽しんだり、学生時代想像してたよりずっとずっと充実してます。ただ、心配なのが!子どもが大きくなってからどうするんだ〜ってことなんです。やっぱり日本にいたときみたいに親戚がたくさん周りにいるってわけじゃないし、ボランティアに勤しむことも可能だとは思いますが、せっかく大きな希望を抱いて渡米したんだからもう一回仕事についてみたいな、自分の可能性を試してみたいなって思うんですよねー。一旗あげて故郷に錦を飾るっていうか〜(笑)そのためには起業して大成功して、ぐらいじゃないとダメかー。
    共感していただけて嬉しいです。最近同じように育児ブランクがある友達で、コミカレに行って資格をとって医療関係の仕事に復帰した女性がいるのですが、育児ブランク、意外とマイナスになってないって驚いてました。それどころかプラスに思われてるみたいです。
    ね、NYもそうですよね。ボストンも周りの人たちほんとみんなMIT、ハーバードがわっさわさいて、「あなたはどちらなの?」みたいな感じでした。有名なプレップスクールのつながりまで活用してる世界があったり。
    ポートランドは学歴より経験重視で、もっとカジュアルな世界なんだなって思います。

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