アメリカに住んでると、アメリカ選手対他の国の選手の応援、公共の場でするとき少し気をつかっちゃう。
やっぱりだって、アメリカだからアメリカ人選手の応援が圧倒的ですもんねー。随分前になるけど、女子サッカーのワールドカップでなでしこジャパンとアメリカが対戦したとき、ホールフーズのスポーツバーみたいなところで応援したときも、ちょっと緊張したわ。別にやじ飛ばされるわけじゃないし、殴られるわけじゃないけどw しかも、日本優勝したし〜。そのときは最後の方はみんな帰っちゃってもう私ひとりだった。
でも、今日、テニスクラブで見たテニスのUSオープンは違ったわ。
最初は、テニスの練習試合の合間に観てた男性や、テニスファンの女性たち、まあやっぱり超有名なセリーナ・ウィリアムズを応援してる感じだった。でもそんなに激しい応援じゃなくて、ぱちぱちって手をたたくぐらいかな。
アイスホッケーの応援と違うもんね。
みんなまさかセリーナが劣勢になるとは思ってなかった。なおみちゃんのことをよく知らない人たちもいて、「お母さんがアジア人なんだってー」とか話してるの聞こえてきた。
私「なおみちゃんのお母さんと同郷なんですよ」とかわけの分からない自慢しちゃった。
でも、2セット目の後半でセリーナが怒り狂ってラケットを叩き割ったり(もったいない!あれ、私にくださいよー)、審判に暴言を吐き始めたりしたぐらいから、テニスクラブで応援してた人たち、本性を表した。
「だから、この人のこと嫌いなんだよな〜!」
とか言い始めて。私、びっくり。えー、自分の国の選手、応援しないの?
セリーナ・ウィリアムズがペナルティを受け、ゲームを失ったとき、一番みんな盛り上がったかも!
セリーナが大人気なく騒いだせいで、なおみちゃん、せっかく勝ったのに可哀想だった。後味悪そう。。
大事な表彰式でブーイングした観客、マナー悪い!退場ものだわっ!
でも、あんなに騒ぎを起こしたセリーナは表彰台の上で女王のように君臨しててちょっと笑えたw
なおみちゃんの勝者スピーチのとき、テニスクラブで応援してた人たち、「可愛い〜」って嬉しそうだったわ。でも、ほんとあんなに試合中にセリーナが騒いだから最後の方苦しかっただろうな。ほんとは爽やかなストレート勝ちになるところだったのに。
なおみちゃん、おめでとうございます!まだまだこれからの活躍も楽しみにしてます。フォーム参考にさせてね!(8倍ぐらいのスローモーションだけど私は)
さて、私は感動して泣くなおみちゃんのお母さんに私なんてすっかり感情移入。
道民同士なんだもんねー。実は。
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