これ、問題発言になるのかわからないけど、ただのフツーの在米日本人おばさんブログだから良いよね?
昨日、黒人男性2人の車が交通事故に巻き込まれたようで、警察が来てました。その警官、すごーくすごーく珍しく!!!
なんと黒人女性の警官だったんです〜!
しかもめちゃめちゃ美人。
男性ふたりも、嬉しそう〜な顔して、警察が来てるときの緊迫した様子ゼロ。
やっぱり白人男性の警官より女性が良いよね。
しかも、自分たちと同じ人種の警官。
オレゴンって、白人が多いの。そしてポートランドは結構な大都市なのに白人が多いことで知られてます。黒人だけじゃなくて、アジア人などの他の人種的マイノリティも少ない、白人完全マジョリティの街なんです。
それもあって警官は白人がほとんど。私、白人男性以外の警官って見たことないかも。ひとりテニス仲間で女性警官がいる。彼女は精神病でパニックになっている人がいると通報があったときにかけつける専門的な仕事担当。やっぱり精神病でパニックになって騒いでいる人、屈強な男性警官が駆けつけるより、話をわかってくれそうな優しそうな女性警官が来る方が落ち着くよね。
去年、犯罪を犯したわけでもない、少年が「黒人が歌いながら歩いている」と通報され、駆けつけた白人警官に撃ち殺されるという信じられない事件が起きました。その男の子、自閉症だったので健常者の子どもと違う動きをしていたのでしょうね。だからって撃ち殺す?
残念ながら白人の人たちの中に「黒人は凶悪」というイメージは植え付けられてしまっているようです。そしてこうやって撃ち殺されるのもしょうがない的な。
その事件現場で3人の若い男女の警官が冗談でクビ締め合うセルフィーをとってネットにあげるという信じられない行為が見られました。こういう行動、完璧に黒人を下に見てるからできますよね。
下に見てる、そしてあまり彼らの命が大事と思ってない。
ハリウッド映画で人が殺されるシーンに注目してみて。黒人(や他の白人以外の)俳優が最初にサクッと殺されるのかなり多いですよ。それも残虐な方法で。
自分もマイノリティなのでショック受けます、それ見るたびに。だから、黒人監督による Usっていう映画、すごーく斬新でした。
これは白人警官に人種差別はいけないという研修するだけじゃダメだと思うんですよねー。だから、黒人(女性も!)の若者が警察を目指し、中から変えていくしか無いと思うんですけどねー。
筋トレで通ってるジムの帰りにみた光景でした。普段は人種関連についてコメントしない息子1もなんだかいろいろ考えさせられたみたいです。